こんにちは、たかです。
先日、「フォトコンテストで写真を魅力的にする余白の付け方」という記事を書いたところ、フォトコンテストの審査を担当されているプロの写真家の方から記事の内容に誤りがあるとのご指摘を頂きました。
せっかく貴重なご意見を頂きましたので、これからフォトコンテストに挑戦される方、すでに挑戦されている方へ向けてその内容をまとめたいと思います。
フォトコンテストでは余白(余黒)の有無で作品を評価することはない
フォトコンテストに応募する写真の余白について、余白を広く取ったり、余黒にすれば他の写真と並んだ時に埋もれないので審査に通る確率が上がるといった内容の記事がインターネット上にあって私もそれを鵜呑みにしていましたが、実際のフォトコンテストの審査の場では余白(余黒)の有無で作品を評価することは全くないようです。
極端な余白や余黒は審査落ちの原因になる
フォトコンテストでは応募サイズが規定されています。にもかかわらず極端な余白や余黒をつければその規定を満たしていないものとして落とされてしまうそうです。
例えば下記はあるフォトコンテストに私が応募していた写真になりますが、右上などはもう完全にアウト!だとプロの方からご指摘を頂きました。。
そもそも決められた規定に従って公平に勝負するのがフォトコンテストですから、審査員の注意を引きたいからといって極端な余白(余黒)をつけたりする行為は公平な土壌で戦ってはいない不正行為になってしまいます。
私はプロの方から指摘を受けるまでそんなこともわかっていませんでした。。
余白をつける場合は5ミリから精々8ミリまで
フォトコンテストに応募する写真で余白(余黒)をつける場合は5ミリから精々8ミリ程度までにしましょう。
20ミリとか50ミリとか、審査で埋もれないことを狙って大きな余白をつけてもかえって審査落ちの原因を作ってしまうことになってしまいます。。
まとめ
・フォトコンテストの現場で余白(余黒)の有無で作品を評価することはない
一部、全くの素人が審査しているようなものではそれによって審査員の心が揺れ動くかもしれないけど。。
・極端な余白(余黒)は審査落ちの原因となる
・余白をつける場合は5ミリから8ミリ程度までにする
応募しても応募してもなかなか審査通過すらしないので、何とか入選したい!と思いますよね。私もその一人でした。
ですが、審査員の気持ちを動かすのは結局写真の中身です。
いつもと違う場所に行ってみる、光の入れ方を考えてみる。あくまで写真の中身で審査員の心を動かして選んでもらえるようにしていきましょう。
私もまだフォトコンテストで入選したことは一度もなく、去年、GANREFの「今日の一枚」に選ばれたのみですが、邪道なやり方を模索するのはこれで終わりとして今年は日本各地に撮影に行って、撮影技術はもちろんたくさんの絶景に出会って、審査員の心を動かせるような一枚を撮れたらと思います。
お忙しい中、このようなブログの記事に貴重なコメントをくださいましたプロの写真家のXさん(本名は非公開)。貴重なご意見を頂きましてありがとうございました。
頂いたご意見を心に刻んでこれからの写真ライフをますます満喫していきたいと思います。いつか私の写真が審査で入選し実際にお会いできる日がくることを楽しみにさせていただきます。
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