【風景写真】失敗しない三脚の選び方とオススメ三脚まとめ

カメラの性能が上がって手持ちでもずいぶんとしっかりした撮影が出来るようになりましたが、星景写真や風景写真には未だに三脚は必須アイテム。家電量販店やネット通販で様々な三脚が売られていますが、正直どれを選んだらいのか迷ってしまいませんか?風景写真で使う三脚を探しているなら価格で選ぶのはやめたほうがよいです。私は風景写真家の米 美知子さんが以前キャパの記事で紹介していた三脚「Geo Carmagne N645M」にすることにしました。

失敗しない三脚の選び方

撮影スタイルに応じて三脚を選ぶ

車で撮影に出かけることが多いのか、公共交通機関での移動が多いのか、あるいはトレッキングで撮影することが多いのか、撮影スタイルに応じて最適な三脚が変わってきます。私は電車で移動することが多いのに重たく大きな三脚を選んで大失敗して結局買い直すはめになったことがあります。

何を撮るのかによって三脚を選ぶ

最近はカメラの性能が上がり手持ちでも十分に撮影できる機会が増えています。それでもなお三脚が必要になるのは例えば星空・星景撮影、朝日や夜景の撮影、こうした場面では露光時間が長いので今でも三脚が必須です。

また、望遠レンズを使って撮影する場合は重量があるので華奢な三脚では簡単にブレてしまいます。最悪の場合、レンズの重さに負けて転倒してしまうこともあるかもしれません。

安い・軽いには要注意!

中国メーカーなどから非常に安価で軽い三脚が発売されていますが、「安い!軽い!」には注意しましょう。重い一眼レフに重たいレンズをのせるわけですからそれなりの三脚が必要です。こうした極端に安い三脚は材質に安さの理由があって軽くても不安定でブレやすい三脚だったりします。できれば安くて軽いものを選びたい消費者からするとこうした訴求にとびつきたくなりますが、ここは冷静に三脚選びをされるのが良いかと思います。良い三脚を選べば一生もの。粗悪な三脚を選んでしまうと結局買い直すことになって高くつきます。

ここまでをふまえて三脚を選べば三脚選びで失敗することはないかなと思いますが、さらに良い三脚に出会うために大切なポイントをいくつかご紹介します。

3段、4段、5段・・・どれを選べば良いか

同じタイプの三脚でも脚が3段、4段、5段・・・とバリエーションがある場合があります。たくさんある方が便利なように感じるかもしれませんが実はそれぞれ一長一短あるので要注意です。

3段タイプの三脚のメリット

・素早く設置ができる
・一番細い脚が太い(4段5段に比べて)ので安定感がある
・センターポールを伸ばさなくてもカメラの高さをアイレベルにできる(背の高い人には便利)

3段タイプの三脚のデメリット

・三脚の全長が長いのでコンパクトな収納は難しいことが多い
・全長が長いので電車移動がメインだときつい。

4段タイプの三脚のメリット

・軽くてコンパクトで女性でも扱いやすい
・持ち運びがしやすい、移動がしやすい

4段タイプの三脚のデメリット

・若干設置に時間がかかる(3段タイプに比べて)

風景写真家の米 美知子先生がおすすめしていた三脚

ベルボンのN645M

http://d.hatena.ne.jp/gomengomen/20160117

http://d.hatena.ne.jp/gomengomen/20160117




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2 件のコメント

  • 初めまして!
    機能性を選ぶか、堅牢を選ぶか…
    以前撮影地で米さんにお会いした際(単に見ただけですがw)大きなバックを背負い
    お馴染みのジッツオ、ハスキー雲台!お綺麗で華奢な感じですが凄くパワフルでしたね!
    久しぶりに持った三脚…重すぎw
    もう少し軽い三脚欲しいですw

    • コメントありがとうございます!お返事が遅くなってしまってすみません。。

      米さん、テレビ番組で撮影風景を見ましたが華奢な身体で三脚担いでレンズたくさん詰めたリュックを背負ってぐいぐい山の中に入っていって凄いですよね。

      私も軽い三脚が欲しくて最近三脚を買い直しました。あまり軽いと安定性が無くなってしまいバランスが難しいですね。

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